2025年10月24日 1892号

【地域の料理店やフェアトレード店を訪ね AFZを広げる/東京北部】

 9月27日、練馬区・杉並区の仲間と中東の料理店に行き、AFZ(アパルトヘイトフリーゾーン)のパンフを見せながら、お話しを聞くことができました。お店の方は中東の出身でしたので、「ガザの現状を伝えたら登録してくれるのでは」という期待がありました。

 しかし、ガザにいる親戚が「イスラエル軍の執拗な検問の後に銃撃され亡くなった」ということがあり、「SNSなどに反イスラエルの発信をすることは、ガザの親戚に危険が及ぶことにつながるため、回避したい」とのこと。そんなことに思いが至らなかったので、申し訳なさも感じました。AFZ登録は簡単なことではないのだと思いました。店内にチラシを置くことは大丈夫とのことでした。

 別の日にはアジアフェアトレード雑貨店やアフリカ雑貨店を訪問しました。その場でのAFZ登録の言葉はいただけませんでしたが、「日本政府はアメリカ寄りになっているね」など会話ができました。友人からの依頼でパレスチナ連帯ポスターを店に貼っているということも知り、私たちも再度シールや缶バッジを持参する旨伝え、後にしました。

(全交東京北部 田中かづ子)
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