2025年10月24日 1892号 
            【停戦実現かちとった市民の力で/パレスチナ解放 世界の平和へ/10・13団結まつりが発信/ゲスト発言・メッセージ】
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            山川よしやすさん(MDS〈民主主義的社会主義運動〉書記長
             パレスチナ人民防衛統一労働者戦線(UWFPP)の「ガザ停戦に関する声明」を紹介します。彼らは今回の停戦合意がパレスチナ人民の抵抗の成果であり、世界各地の労働運動と大衆運動の広がりの成果だと、はっきり述べています。 
             
             「万博成功」という虚偽宣伝は維新府市政の限界を物語っています。私たちMDSは新しい社会のかたち、民主主義的社会主義の実現を目指しています。 
             
              
            清水ただしさん(日本共産党・元衆院議員)
             イスラエルとハマスの停戦合意がなされました。それぞれの国で「ジェノサイドをやめろ」と声を上げ続けた世界の市民の勝利です。 
             
             公明党の連立政権離脱は、自民党政治の行き詰まりのあらわれです。いま大事なのは、国民の暮らしと平和を守る立場で、政党や政治家が一致団結することです。排外主義による差別と分断を終わらせ、誰もが共生できる社会をつくっていきましょう。 
             
              
            大椿ゆうこさん(社民党副党首・前参院議員)
             公明党の連立解消により、いま国会は荒れに荒れています。国民民主党の玉木雄一郎さんを野党の総理大臣候補に担ぐなんて話がありますけど、何だかあの人、腰抜けですね。「原発、安全保障、憲法改正に立憲民主党が賛成しないと無理」だなんて、「あんたら“手取りを増やす”じゃなかったの」と思いませんか。 
             
             物価対策と雇用の改善で一致団結し、政権交代に取り組むときです。 
             
              
            (パレスチナ労働者闘争ユニオン委員長)モハマド・アローシュさん メッセージ/真の平和は正義の実現
             私たちは、イスラエル占領を終わらせ、民族自決とエルサレムを首都とするパレスチナ国家を樹立するために、闘いを続けています。皆さんの連帯は、イスラエル軍に立ち向かう私たちにとって、かけがえのない道徳的・政治的支えです。 
             
             私たちは、パレスチナ人民への正義の実現という勝利・自由・真の平和の日まで、共に闘い続けることを誓います。それは80年以上にわたり西欧と米国の帝国主義に支えられてきたイスラエル占領の恐怖を生き抜いてきた私たち人民に、真の正義をもたらす平和です。 
             
             ZENKOと日本のすべての闘う同志たちに敬意と感謝を! 
            ガザの子どもたちに正義を/ジェロニモ・ゲレスさん/(イスラエル軍人宿泊キャンセル依頼による解雇・訴訟原告)
             ガザのジェノサイドから730日。少なくとも6万人のパレスチナ人が殺され、うち2万人以上が子どもたちです。0歳から6歳の子どもだけでも7千人。日本で通園バス置き去り死事件がありましたが、もし幼稚園への通園バス1台に10人乗っていたとしたら、700台のバスになります。 
             
             虐殺が続く2年間、ほぼ毎日、1台分の幼稚園バスに乗った子どもたちが全員、死んでいるということです。それが今、ガザで起きていることです。どんな犠牲を払っても、子どもたちを守らなければなりません。 
             
             それが、私がイスラエル軍関係者の予約を受け入れられなかった理由でもあります。ガザの子どもたちに正義を、パレスチナ解放を、フリー・パレスチナ。 
 
              
            チェ・オスさん(公共運輸労組・希望連帯本部)/光の革命の韓国から
             光の革命で戒厳政権を追い出し、その機運を込めて訪ねてきました。毎年このような意義深い場に招待いただき心から感謝します。 
             
             韓国ではILO(国際労働機関)が以前より勧告していた労組法改正2条・3条、通称“黄色い封筒法”がやっと国会を通過しました。しかし私たちが進む道はまだまだ遠いです。李在明(イジェミョン)政権は労働者側だと言っていますが、この先が闘いです。 
             
             尹錫悦(ユンソンニョル)政権以降、社会は激しい両極化を起こしています。しかし、韓国でも、そして日本でも、闘う皆さんが、私たちがいるので、私たちは明日について夢を語ることができます。皆さん、共に闘いましょう。 
             
              
            西山直洋さん/(反弾圧実行委・連帯労組近畿地本書記長)
             我々への弾圧は日本社会が戦争に走ろうとしていることの現れ。大津事件は労働運動として会社の不正をただす、そういう運動が放火事件と同レベルの罪(懲役4年の実刑)とされた。 
             
 11月に控訴審判決が出る。団結することで私たちの行動力を見せつけたい。 
             
              
            李信恵(リシネ)さん/(ヘイトスピーチと闘うフリーライター)
             また、移民反対デモが増えている。神奈川県川崎市ではヘイトスピーチ禁止条例に罰則がついた。大阪にも広げていきたい。 
             
             泉南市市議にヘイト投稿=「犬笛」で標的にされた李香代(イヒャンデ)さんは裁判中。10月24日に大阪地裁で判決が出る。応援してほしい。 
             
              
            10・19祝園(ほうその)大集会へ/呉羽真弓さん/京都・祝園弾薬庫問題を考える住民ネットワーク
             この間、1万4千筆の署名を集めるなど、近畿中部防衛局に住民説明会を要請していたが、開催されないまま8月18日に弾薬庫造成工事は始まってしまった。住民の声を無視する進め方に憤りを感じている。 
             
             本州のど真ん中の京阪奈地域の弾薬庫で、舞鶴や神戸の基地とも連携し、トマホークや長射程ミサイルが保管されると予想している。どこかの国の子どもたちを攻撃することはあってはならない。戦争の被害者にも加害者にもなりたくない。 
             
             つながって考え行動していくために、10・19祝園大集会を企画した。けいはんな公園としても地域としても、市民運動の大々的なイベントやデモは初めて。今後につながるよう明るく盛り上がるイベントにしたい。 
             
              
            虐殺加害者に二度となってはならない!/池田年宏さん(「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」運営委員)
             大分で弾薬庫を増設するという知らせが2年前に飛び込んできました。弾薬庫って一体何だろう? そこから私たちの運動は始まりました。弾薬庫問題がひとり大分だけで解決することはありえません。止めるには、全国の皆さんと一緒になって戦争を止めなければならないと思っています。 
             
             80年前、日本は朝鮮半島も含め、中国大陸、東南アジアで大虐殺をしました。2千万、3千万ともいわれる人たちを殺した。イスラエルの虐殺の比ではないほど。そんな加害者に二度と私たちはなってはならない。もちろん、被害者にもなりたくありません。が、大虐殺を行ったこの国。繰り返してはなりません。一緒に弾薬庫もミサイルも戦争も止めていきましょう! 
             
              
            11・30高浜全国集会へ/木原壯林さん/(老朽原発うごかすな!実行委員会)
             原発の運転で発生する使用済み核燃料は、燃料プールで水冷保管しなければなりません。電力会社や政府は使用済み核燃料を乾式貯蔵に移すことに躍起です。 
             
             関西電力は、日本原燃の再処理工場が27回目の完成延期をしたにもかかわらず、老朽原発を稼働させ続けています。7月には、美浜原発の新増設に向け、中断していた地質調査を再開する方針を発表しました。 
             
             11月30日の「原発つづけるための乾式貯蔵NO!全国集会@高浜」に、ぜひご参加ください。 
             
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