2025年10月31日 1893号 
            【不当解雇、人権弾圧に屈しない 10・16東京総行動】
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             働く者の権利を求めて10月16日、東京総行動が全一日闘われた。 
             
 首都圏なかまユニオンが医薬品開発企業サイネオス・ヘルス社を相手取り、解雇撤回を求めて東京都労働委員会に不当労働行為の救済を申し立てていた事件で8月7日、「棄却」の命令書が交付された。 
             
             都労委は、解雇は「やや唐突な感は否定できない」が、「組合活動への嫌悪ゆえに解雇したと認めるに足りる事情は、うかがえない。不当労働行為に当たらない」とした。同社が入る丸の内のJPタワー前で、伴幸生委員長は「理解しがたい」と語気を強め、団体交渉における会社側の不誠実で品性に欠ける対応を暴露した。 日東電工(本社・大阪)の100%子会社、韓国オプティカルハイテックは火事を口実に会社を廃業にして組合員を全員解雇。同社メインバンクの三菱UFJ銀行に抗議行動を展開した。 
             
             工場の屋上で600日にも渡る「高空籠城」を闘ったパク・チョンへさんが現地から電話参加。「UFJは日東電工労働者への人権弾圧に加担することなく、取引先として問題解決に立ち上がること」と要求した。 
             
             この後、トヨタ本社前、JAL本社前などで、すべての争議勝利、解決まで闘い続けることを訴えた。 
             
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