2025年11月14日 1895号
【首都圏の戦争準備=^軍事化緊迫を受け、反基地交流】
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「2025団結まつり」の前夜祭企画として11月1日、在日米軍の監視を行う「リムピース」編集部の星野潔さん講演会が開かれた。
主催した首都圏反基地交流会の高瀬晴久さんは「高市政権が誕生し軍事的状況が緊迫している」と首都圏の戦争準備≠注視することをあいさつで強調した。
米軍横須賀基地は、高市首相とトランプ大統領が乗艦した原子力空母「ジョージ・ワシントン」の母港で、トマホークミサイルを装備した日米のイージス艦が集結する。近年、ノルウェー、カナダ、ドイツ、イタリア、オランダなどNATO(北大西洋条約機構)、オーストラリアの軍艦が中国を威嚇するように続々と入港している。
星野さんは「横須賀は、アメリカの同盟軍のハブ基地となっている」と述べた。米軍の港湾施設「横浜ノースドック」は、陸軍揚陸艇部隊が配置され、輸送を担う拠点。自衛隊の訓練も実施されている。横浜港で進む軍事化についても星野さんは詳細に解説した。
まつり当日は、この講演会を受けて、反基地交流会で活発な議論が交わされた。
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