2025年11月21日 1896号

【人殺しで儲けるな ファナックに全国一斉抗議】

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)が呼びかけたファナック全国一斉抗議行動。茨城・筑波、群馬・前橋、さいたま、大阪・枚方、広島でも要請や抗議が行われた。(4・5面に関連記事)

看板とマイクでイスラエル協力中止を/大阪から5人で要請/埼玉・浦和

 大阪から5人で訪れた、さいたま市の浦和サービスセンタ。周囲より目立つ大きな建物で駐車場に車は止まっていたが、インターホンもなく門は閉ざされていた。

 私たちは「ファナックはイスラエルに協力するな」と看板を広げ、入口からマイクで「訪問予定をお伝えしていたZENKOです。

 ファナックはイスラエルの兵器・爆弾を製造・供給する企業に、ロボット製品を納入していますか? 納入しているのならば、すぐに止めてほしい、と要請に来ました。どなたか出て来てください」と呼びかけ。返事がないため、要請書をポストに投函した。

 その後、南浦和駅などで「ファナックは世界的な大企業で、イスラエルの軍事企業へのロボット納入を止めるよう、今日は全国で同社に申し入れをしています」と宣伝した。   (ZENKO北大阪・小山潔)


ファナックは人殺しのロボットを作るな/全国一斉行動を担えてよかった/大阪・枚方

 昨年4月、BDS運動の一環として第1回関西ZENKOイスラエル協力企業への抗議・要請行動で一度来たことがある、ファナック枚方サービスセンタに11人で要請行動をしました。

 一人ひとりが「ファナックは人殺しのロボットを作るな」のプラカードを持って、「虐殺やめろ」のバナーを広げ、マイクアピールとコールを行いました。

 センタの前は、歩道は狭く人通りは少ないけれど、車道は交通量が多いので、信号で止まった車にアピール。車内から見ている人も多く、向こうの畑で作業している人へも届いたと思います。

 車道を挟んで向かい側で2人でチラシをバスに乗り降りする人に配布、ポテッカーを見せての説明はよく聞いてもらえました。

 昨年の行動では見当たらなかった郵便ポストが設置されていて、要請書はポストに投函しました。

 参加された人から「全国一斉行動、やはり凄い迫力ですね。一端を担えてよかったです」との感想がありました。

(平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会・高松昌子)


軍需企業と取り引きするな/行動踏まえパレスチナ連帯集会へ/広島

 11月5日、ZENKO・広島は、ファナック全国一斉抗議行動の一環として、ファナック広島支店への抗議・要請行動を、SNSを見て知ったという初参加者を含む6人で行いました。

 前の週にアポイントの電話を入れ職員の対応を求めましたが、「対応できる職員がいないから来られても困る。敷地内は立ち入り禁止、郵便受けも無いので要請書は本社へ郵送するなりしてほしい」と無責任な対応でした。

 当日は、やはり職員の対応もなく門は閉じたままでしたが、正門の外側に立派な郵便受けが設置してあり、イスラエルをはじめとする各国軍需企業との取り引き中止を求める要請書をそこへ投函しました。

 その後、住宅やスーパー等が立ち並ぶ県道沿いの支店前で横断幕等を掲げ、マイクでアピール、チラシも配布しました。

 引き続き、PWSU(パレスチナ労働者闘争ユニオン)委員長モハマド・アローシュさん来日連帯広島集会の成功に向け取り組みを強化します。

(ZENKO・広島 奥原弘美)


筑波支店に圧力かける

 外からマイク宣伝とプラカードを掲示しアピール。工業団地の端で人通りは少ないが、来た≠ニ圧力をかけた(茨城・筑波支店)。


前橋支店でアピール

 「要請書はポストに」の対応に対し、チラシを配布し、会社に向けマイクアピール(群馬・前橋支店)。

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