2025年12月26日 1901号

【議会を変える/前・東京都日野市議 あるが精一/2月 日野市議選 4期目へ立候補】

 来年2月、日野市議選(2月8日告示、15日投開票)に4期目をめざして挑戦します。

 選挙の争点はなにか。

 私は、諸物価の高騰の中で緊急対策を明快に掲げることがとても大事であり、これが争点と考えます。これだけ物価が高騰し市民生活が厳しい中で、12月議会では目新しいものはありませんでした。選挙前の街頭宣伝を通じて争点を自ら作り、市政の重要課題に押し上げることが必要です。

 私は、物価高騰に対する緊急対策として、国の重点支援交付金を使い下水道料金の減免などを行うこと。市として独自に10億円を予算化し、(1)市民1人あたり3000円(現金給付か商品券)の支給(2)教育子育て支援として修学旅行費の無償化(3)高齢者等福祉の重要な施策として訪問介護事業所への助成金にあてることを押し出します。

 昨年度、市の一般会計の収支は40億円を超える黒字であり、10億円を工面することは十分可能。こんなときこそ市民の生活に寄り添う具体的な政策を求めます。

 2つ目は、日野市の最も大事な課題としてある“緑と清流の町を守り発展させる”こと。今問題となっている巨大なデータセンターや物流センターの建設に対して、日野市の先進的な環境基本条例・まちづくり条例を活かし、ルールに則った計画へと住民合意を形成するように市はそのイニシアチブを発揮するときです。また、日野市は浅川や多摩川、120kmに及ぶ用水、湧水等水辺の環境保全、桜並木や街路樹、公園の整備が必要です。農家連携により農地を守り、緑地保全に務めること。

 3つ目は、まちづくりとして市施行の4地区区画整理に責任を持ち20年以内の事業の完遂を急ぐこと、豊田駅南口を市民の総意を大事にし、利便性もあり憩いの場となるように取り組むこと。

 4つ目は、平和と人権を大事にし、外国籍の市民との共生社会をつくって行くこと。

 さて、定数24に対して今回は37名以上が立候補すると言われています。市民との対話を大事にし、身体と相談しながら支援者の方々と力を合わせ、当選めざして頑張ります。

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