2025年12月26日 1901号

【山下ふ頭の未来は市民がつくる!/横浜市への対案提出に向けて】

 12月6日、横浜情報文化センターで「市民がつくる山下ふ頭の未来検討会」が開催されました。

 山下ふ頭の跡地利用に向けて、横浜市は「市民意見募集」「市民検討会」を行ないつつ、事業者へのサウンディングも開始し、2025年度末に事業計画案を策定しようという拙速な日程で事業を進めています。

 今回の検討会は、このような行政主導では市民の声を反映させることはできない、と立ち上がった市民が、市民からの対案を出す第一歩として企画しました。

 当日は、跡地利用について具体的なアイデアを持つ7団体・個人が発表し、鶴見区のメンバーも発表しました。どの案も、自然の調和をベースに人のつながりを大切にして文化を醸成し、次世代により良い未来を残していこうとする気持ちがあふれるものばかりです。

 長年、横浜市のまちづくりに関わってこられた専門家も参加し、今後、より現実的で市民の共感を得られる案を練り上げ、横浜市に提出する予定です。

(市民による市民のための山下ふ頭を求める会準備会 藤川祥子)

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