2026年01月02日 1902号

【みるよむ(756)/2025年12月20日配信:止めようガザ虐殺!ZENKOパレスチナ連帯ツアー大阪集会】

 11月16日に大阪で開催されたPWSU(パレスチナ労働者闘争ユニオン)委員長でPPSF(パレスチナ人民闘争戦線)政治局員のモハマド・アローシュさんの講演をお伝えする。

 アローシュさんは広島で訪問した原爆資料館での体験から語る。特に無数の子どもたちの命が奪われた状況に「ガザの子どもたちのことを思い出した」。

 イスラエルの戦争犯罪が続き、「パレスチナでは毎日命が奪われている。特に子どもたちは本当に大変な状況だ。ジェノサイドの中にいて、民族浄化により毎日のように殺され続けている」と現状を訴える。

 約80年にわたりパレスチナは占領されている。ガザは「約200万人が刑務所に閉じ込められた状態だ」。2023年10月以後は、毎日のように空爆され、2年間のガザの死者は「実際には20万人以上だ」と語る。

 10月の停戦合意以後も惨状は続いている。「飢餓状態…封鎖され、食べ物がない。冬が始まって大雨が降ってテントも全部水だらけ」。政府機関も医療・教育機関もすべて破壊された。「イスラエル軍は女性も、子どもも、年配の方も逮捕し刑務所で拷問している」

 イスラエルはヨルダン川西岸での不法入植地を拡大し、ここでも市民を街頭で拉致し、若者を殺している。

 こんな状況だからこそパレスチナ人は「本当の平和を信じ」「パレスチナ国家建設」を求めている。自分の土地に平和に暮らすために。それはパレスチナの市民とイスラエルの市民がともに平和に暮らすことだ。

 アローシュさんは日本の市民に訴える。虐殺と植民地支配を続けるイスラエルに対してBDS(ボイコット、投資撤退、経済制裁)運動を広げようと。「日本のお金がイスラエルに渡ってそのお金が子どもを殺すことに絶対に使われないように」という言葉は私たちの心に深く響く。

 アローシュさんの訴えは大きな共感を呼んだ。PPSFやPWSUのような非暴力の抵抗闘争、パレスチナ市民レジスタンスに日本から連帯の輪を広げよう。

(イラク平和テレビ局in Japan代表・森文洋)

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