2026年01月23日 1904号

【OPEN〈平和と平等を拓く女たちの絆〉/2026年 ジェンダー平等を前進させよう/3・8国際女性デー集会へ】

 今年は、高市極右政権に打ち勝つ年にしよう。

 ジェンダー平等に背を向け、軍拡の道をひた走りの高市政権。閣議決定された2026年度予算案での過去最大の9兆円以上の軍事費を見るにつけ、「軍拡」の嵐が迫ってきているのを、ひしひしと感じる。一方では社会保障費が削減され、貧困が進むだろう。

 しかし、社会の格差や不平等、「生きづらさ」の原因が、国の政策や資本家たちを肥え太らせる仕組みにあることが、見えなくされている。そこに気づき、声をあげ、変えていくことが、今年のたたかいとなる。

 ジェンダー平等の社会に向け、今年も3・8国際女性デーに取り組む。今年の女性デーのつどい(主催はつどい実行委員会、OPENなどが呼びかけ)では、竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)の講演を計画している。女性の労働や貧困の問題に長年取り組んできた竹信さんは、高市政権の誕生について、かなり批判的だ。「女性首相」の誕生によって、これまで低迷してきたジェンダーギャップ指数は、政治分野の改善で順位は上がるだろう。しかし、足元での女性の働き方や経済力は、むしろ後退すると指摘する。

 高市首相の一連の発言は、女性の働き方を悪化させることにつながる。「ワークライクバランスを捨てる」「働いて、働いて…」との姿勢は、労働時間の規制を緩和させ、女性の働き方もいっそう厳しくなる。女性の7割を占める非正規労働の低賃金は常態化する。女性の賃金は「家計補助」だから低くても大丈夫だろうという考え方で、女性の経済的自立が制約されたままだ。

 また、軍拡予算の増加は、主に女性が担ってきた介護や保育などの生活関連予算を大きく圧迫し、女性を家庭に引き戻し、家事や育児の負担を女性に押し付けることになる。

 竹信さんは「戦争は始まる前に人を殺す」と述べている。「軍拡といえば、爆弾が降ってきて人が殺されたり、若い人が戦争にかり出され、人を殺したり、殺されたりすることをイメージする」「でも日常的な今の生活にも軍拡が大きな影響をもたらす」。そのことに対して「女性も、ものを言っていいのだ」と竹信さんは女性の背中を押している。3月8日は、国際的な運動とも連帯し、ジェンダー平等をめざすつどいにしたい。 (OPEN代表・山本よし子)

3・8国際女性デーのつどい

◆3月8日(日) 14:00〜16:30

◆ドーンセンター (京阪・大阪メトロ天満橋駅)

◆ZOOM配信あり(希望の方は3.8wwdjk@gmail.com まで)

◆主催 3.8国際女性デーのつどい実行委員会 連絡先 080-3113-2304(山本よし子)
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