2026年01月23日 1904号
【議会を変える/「西宮市財政構造改善実施計画」に抗して/市民の命と暮らしを守りたい/兵庫県西宮市議補選予定候補者 広田かずや】
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3月22日告示、29日投開票の西宮市議会議員補欠選挙の争点は、市民の暮らしを優先するのか、それとも国の下請けとなり大企業優遇の大型開発を優先するのか、です。
西宮市は、財政赤字だからと市民への施策を120項目にわたり止める「西宮市財政構造改善実施計画」を策定。▽公立保育所と幼稚園を統廃合して36園を20園に縮小▽勤労青少年ホームを廃止▽市営住宅を大幅に減らす―など。
西宮市の狙いは、それらの施設を廃止した跡地を、民間に売りとばすことです。
一方で大型開発を優先し、JR西宮駅南西地区の再開発事業、阪神西宮駅北側の再開発タワーマンション建設、新駅新設などを進めています。
私は「全国で2番目に待機児童が多いのに、なぜ公立保育所を減らすのか?」と市政報告・広聴会で質問しました。
石井登志郎西宮市長は「数年後には子どもの数がピークを迎える。将来的に大きな保育所が余っちゃいかん。民間保育所に枠を拡大してもらうしかない」と答えました。
母子家庭であっても、仕事が決まっていないと預けられない現状なのに、困っている保護者にもガマンしろと言わんばかりの回答に、怒りが込みあげました。
「平和と福祉のまち西宮をつくる会」には多くの市民の怒りや不安の声が寄せられます。「財政が厳しいのならば、大型開発をやめるべきでは」「給食費無償化が全国的な流れの中で値上げはひどい」
また、市職員を220名削減することも計画されており、住民サービスの低下を招き、災害対応力を著しく低下させるおそれがあります。2年前の能登半島地震においても、被災自治体の対応力不足が問題になったばかりです。
市議会に請願や陳情をしても、「財源がない」「それは国の施策」などの理由で委員会で不採択にし、本会議では討論もせずに反対を表明する。こんな議会では、市民の命と暮らしは守れないと思います。
国政を隠れみのに、市民不在の政策決定が行われる行政と議会を変えていきたいと決意しています。
(「平和と福祉のまち西宮をつくる会」代表 広田かずや)
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