2026年02月06日 1906号

【みるよむ(759)2026年1月17日配信/京都・祝園(ほうその)ミサイル弾薬庫に反対する/ZENKOスピーキングツアー】

 12月7日、ZENKOスピーキングツアーで、京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク共同代表の呉羽真弓さんが、同弾薬庫の危険性と広範な反対運動を報告した。

 自衛隊・祝園分屯地は470ヘクタールもあり、甲子園球場の100個分にも相当。基地問題専門家が「こんなに広大な基地は見たことがない」と言うほどだ。まわりには住宅地、国立国会図書館、大学、そして小学校や中学校がたくさんある。

 呉羽さんたちはミサイル弾薬庫問題で500人の集会を開き、沖縄や九州、西日本に広がるミサイル基地問題、日米軍事演習とつながっていることを学んだ。

 近畿中部防衛局や地元精華町、周辺の自治体にも説明会の開催を要求した。1万2千筆以上の署名を集め、何度も申し入れを行った。

 防衛局は市民の追及に、長射程ミサイル発射の装置を「現時点で配備する計画はない」と答えざるを得ない。だが、弾薬庫増設も8棟と言っていたのが14棟になっている。ミサイルを将来保管するのか、の問いに防衛局は「回答を控える」と答えに窮し始めている。

 昨年8月18日、防衛局は祝園弾薬庫の新たな増設工事を何の事前通告もなしに着工した。呉羽さんたちはトラックに向かって抗議の声を上げた。

2700人の反対集会

 10月18日の祝園ミサイル配備反対集会には、2700人以上が集まりパレード。地元、関西・全国各地から多くの市民が参加した。

 呉羽さんたちは駅前での宣伝行動も続けている。多くの人たちとつながって声を上げている。「祝園分屯地にある弾薬がどこかの国の子どもたちを殺してもいいの?」「加害者にもなりたくない、被害者にももちろん」と思いを訴える。

 連帯の輪を広げ、沖縄・琉球弧、全国の基地増強、ミサイル弾薬庫建設に反対する闘いを広げていこう。

(イラク平和テレビ局in Japan代表・森文洋)

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