2026年02月13日 1907号

【行動するから希望が生まれる 飯野真理子さん講演会/東京 大田区】

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)南部は2月1日、元NHK報道局ディレクターの飯野真理子さんを講師に迎え、「いのちの尊さを共に考えるつどい」と題する講演会を東京・大田区で開催した。

 飯野さんは公私にわたり中東との関わりが深く、NHKでは中東向けのアラビア語放送を中心に、中東をテーマにした番組などを制作してきた。

 「尊厳ファシリテーター」として「尊厳」の講座を行っている飯野さんは、「私たちはみな尊厳あるものとして扱われることを切望している」と語る。

 2023年10月7日のハマスのイスラエルへの攻撃の日に、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の活動で、来日していたガザの10代の子どもたちの言葉を紹介。

 「子どもたちが願うことは」の設問に対して、「他の国で普通のことを望む」「安全は夢ごとではない、人権です」。「どうやって希望を見つけるのか」には、「誰かが気にしてくれると、希望を感じる。誰かがパレスチナのために行動してくれると、希望を感じる」。

 飯野さんは「希望があるから行動するのではなく、行動するから希望が生まれる」と強調した。

 講演を聞いて、「パレスチナの人びとの希望を支え続ける存在でありたい」などの感想があがった。また、会場に展示したパレスチナの民衆の抗議の様子やガザの惨状、ZENKOのパレスチナ連帯行動の写真を参加者はじっと見つめていた。

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